古田武彦と古代史を研究する会(東京古田会)へようこそ‼

古田武彦氏は、1971年『「邪馬台国」はなかった』を上梓し古代史研究に一大センセーションを巻き起こしました。
中国史書魏志倭人伝に登場する「邪馬台国」は、ただしくは「邪馬壹(壱)国」で、九州博多湾岸に存在した、ことを論証したからです。
当会は、古田武彦氏の研究の業績と方法論に基づいて、日本の古代史を探求する集まりで、1981年に発足しました。

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古代史トピック

   

≪トピック 6≫

モアイ像のイースター島
DNA分析で通説覆す 文明崩壊なかった?

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モアイ像で知られる南太平洋の孤島・イースター島(現地名ラパ・ヌイ)は、人口が過剰に増えて森などの資源を使い果たした揚げ句、争いが起きて文明が崩壊した――。この従来の「文明崩壊説」に異を唱える論文が11日、英科学誌ネイチャーに載った。古代住人のゲノム(全遺伝子情報)を調べたが、劇的な人口減少を示すような証拠は得られなかった。




8月 月例会報告

令和6年8月31日中央区久松町区民館
(参加者18名リーモト参加11名)
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第一部(発表と懇談会)
「研究発表」

久保玲子さんによる「滋賀県湖西地方の古代調査報告」

昨年10月に旅した湖西地方での古代史関連の調査等を関するものでした。久保さんは呼吸器疾患で治療療養中のところを会場に来られ、懸念された咳などによる休憩もなく丁寧に発表され、そのまま質疑にも答えられました。配布資料もきちんと整理され、大変わかりやすかったと思います。発表された項目は、①調査にあたっての問題意識(5項目)、②旅行後に調べた当該地方古墳等の状況、③2日間に訪れた神社、古墳、関連施設10カ所を訪問順に説明、④湖西地区におけるその他の注目古墳、⑤白髭神社鳥居の礼拝先、等でした。そして⑥調査を終えての感想として、「どの神社・古墳とも九州王朝系を想定させる遺構で、調査個所での大和系の痕跡は観られなかった等」と述べられました。質疑では、①九州王朝系か近畿王朝系かは、これまで調べてきた調査事象に照らして判断されたこと、②白髭神社鳥居からの遥拝先である五社神社は、白髭神社より先に存在した等で盛り上がり、そのまま【懇談会】のフリートークになってしまいました。

第二部(勉強会と読書会)


【勉強会】

『失われた九州王朝』の第九回として、第五章〔九州王朝の領域と消滅〕第二節〔二つの金石文〕の第二節〔二つの金石文〕後半の「江田船山古墳の太刀銘」、第三節〔九州年号の領域〕、第四節〔結び―三つの真実〕について、その要点の説明がありました。質疑等では、①稲荷山古墳鉄剣の銘文が金象嵌なのに対して、江田船山古墳の太刀銘は銀象嵌なので、天皇より下位者に贈られたものと推定される、②九州王朝の滅亡の原因の中で「何よりも朝鮮半島内人民の怨嗟の声と武器の支配とを対立させていたこと」との先生の記述に関して、賛否両論の意見が活発に交わされました。

【読書会】
「天武天皇紀下」の第九回として、朱鳥元年条の記事について、①主要記事、②原文と注釈、③現代語訳による解説・説明がありました。さらに、「トピック」として、斉明七年六月に薨去したはずの「伊勢王」が登場する記事を、正木裕氏の34年遡上説を適用した並べ替えが紹介されました。質疑等では、①朱鳥元年条は全体として天武二~十四年条とは様相が異なっていること、②トピックの「伊勢王」に関連しては、興味深い発言がたくさんありました。
発表の資料は こちらをクリック して下さい



つがるそとさんぐんし    わだけもんじょ

9月 東日流外三群誌・和田家文書研究会

【日 時】

令和6年9月14日(土曜日)13時~17時

【会 場】

京橋プラザ区民館 洋室3号  アクセスはこちらをクリック

テーマ

① 『和田家文書』「金光上人史料」  古賀達也氏

② 「倭の五王の謎」  菊地栄吾氏

③ 「金寶壽の日本刀」  安彦克己氏

④  「出雲荒神谷の神社」  安彦克己氏



9月 月例会

【日 時】

令和6年9月28日(土曜日)13時~17時

【会 場】

明石町区民館 洋室8号  アクセスはこちらをクリック

【第一部】

1. 研究発表

「壬申紀」の変なところ  新保高之氏

2. 懇親会

フリートーク

【休 憩】

【第二部】

1. 勉強会

休止

2. 読書会

休止



10月 月例会

【日 時】

令和6年10月26日(土曜日)13時~17時

【会 場】

中央区堀留区民館 洋室2号  アクセスはこちらをクリック

【第一部】

1. 研究発表

ディスカッション 橘高 修氏
『九州王朝の歴史学』新唐書・旧唐書

2. 懇親会

フリートーク

【休 憩】

【第二部】

1. 勉強会

題名:古田武彦書籍解説  新保高之氏
『失われた九州王朝』  ― まとめ ―

2. 読書会

題名:日本書紀を読む  新保高之氏
「天武天皇紀下巻」  ― まとめ ―



『和田家文書』をみちづれに東日流(つがる)の旅
期日:令和6年11月27日(木)~29日(金)2泊3日

和田家文書研究会では上記日程で研究旅行を計画、皆様のご参加をお待ちしております。
二重三重どころか四重の聖地「石塔山」、古代の聖地「山風の森男神、女神」や阿部比羅夫水軍の「大海戦」跡、語部の郷、等色とりどりの訪問先、宿泊は不老不死温泉、稲垣温泉を予定しております。

旅行概要は こちらをクリック して下さい



「多元的古代研究会」・「古田史学の会」
創立三十周年記念講演会

【日 時】

2024年10月27日(日曜日)文京区民センター13時30分~16時30分

【会 場】

文京区民センター 2A会議室 アクセスはこちらをクリック

「ヤマト」を発掘して40年(元・橿原考古学研究所々員)関川尚功氏が関東で初めての講演です。
皆様ぜひ足をお運びください!
【第一部】

【講 師】 関川 尚攻氏

【議 題】
ー考古学者が語る衝撃の真実「畿内」に邪馬台国はなかったー
畿内ではありえぬ「邪馬台国」
ー考古学者から見た邪馬台国大和説ー

【第二部】

【講 師】 正木 裕氏

【議 題】
本当の「倭の五王」
ー不都合な真実に目をそむけたNHKスペシャルー
詳細は こちらをクリック して下さい



古代史トピック

   

≪トピック 5≫

地面に槍埋立てマンモス狩り
ー米先住民石器使用法に新説ー

 
マンモスなど大型動物狩りをするのに、「槍」を投げつけるのではなく窪地などの地面に立てて、そこに追い込み、使っていたのでは?と新たな説を米国カリフォルニア大学の研究チームが発表しました。
事務局追記
獲物の大小、時代差はあるけど日本の「落とし穴」狩猟方法が似ている?



入会案内
東京古田会は新規会員を常時募集しています。古田武彦や古代史に興味のある方、どうぞお気軽にお問合せ下さい。又、入会ご希望の方や、本会にご興味のある知人・友人の方をご紹介ください。入会希望の方は「事務局」に電話又はメールで住所・氏名等をご連絡ください。事務局へのメールは こちらをクリック
年会費は4,000円になります。

東京古田会ニュース原稿募集
東京古田会では会報「東京古田会ニュース」へ掲載する論文・小論・古代史雑感などを募集しています。住所・氏名を必ず明記のうえ500字から5,000字程度にまとめて、事務局」までメールにてお送り下さい。ただし、特定個人への中傷や古代史と無関係な場合は掲載をお断りすることがあります。予めご了承ください。また、他紙などへすでに 投稿しているものとまったく同じ内容の原稿は原則として掲載できません。 掲載の可否については編集会議で決定させていただきます。

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